OdooV14.0の基本設定

Odooを使い始めるにあたって最初に設定すること
2021年9月10日 by
OdooV14.0の基本設定
Ryoko Tsuda (QRTL)

Odooを初めて使用するにあたって、知っておくと便利な基本設定を説明します。

Odooの利用方法については、 こちらのブログ記事 をご参照ください。

1.開発者モード(Odooドキュメント: Developer Mode(debug mode))


Odooで詳細な設定をするためには、まず開発者モードを有効化する必要があります。

開発者モードを有効化する方法は、3つあります。

①メニュー「管理設定」から「開発者モードを有効化」する

左上の四角マークをクリックし、プルダウンメニューから「管理設定(Settings)」を選択します。

アプリ画面で左上の四角マークをクリックし、開いたメニューの「Settings」を赤枠で示した画面

一般設定(General Settings)画面で、「開発者モードを有効化(Activate developer mode)」をクリックします。

一般設定画面の「Developer Tools」欄で「Activate the developer mode」を赤枠で示した画面

※ この画面が表示されない場合は、アプリを1つ以上インストールしてください。

開発者モードが有効化されると、隠れていたメニューやツールが表示されます。②、③の方法で有効化しても同じ結果となります。

開発者モード有効化後の管理設定画面。「Translations」「Technical」メニューとデバッグ用アイコンが現れている

②Webブラウザの拡張機能「Odoo Debug Extension」を使う

Webブラウザ(Google ChromeまたはFirefox)の「設定」>「拡張機能」から”Odoo debug”と検索し、有効化してください。

Google Chromeをお使いの場合は、 こちら からOdoo Debug Extensionを有効化できます。

Chromeウェブストアの「Odoo Debug」拡張機能のページ。「Add to Chrome」ボタンが表示されている

Odoo Debug Extensionを有効化すると、ブラウザの右上に猿のマークが表示されます。ここをクリックすることで、開発者モードを有効化/無効化することができます。

ブラウザ右上に表示された猿のアイコンを赤枠で示した画面

開発者モードを無効化すると、猿の顔が手で隠れたアイコンに変わります。

猿が両手で顔を隠した、開発者モード無効時のアイコン

③URLの”....../web”の後に、「?debug=1」または「?debug=true」を挿入します。

ブラウザのアドレスバーで、/webの後ろに挿入した「?debug=1」を赤枠で示した画面

「?debug=0」または「?debug=false」とすると、開発者モードが無効化されます。

2.言語(Odooドキュメント: Change language)


開発者モードを有効化すると、管理設定画面に翻訳メニューが表示されるようになります。日本語以外の言語でデータベースを作成した場合は、日本語を有効化しましょう。

①言語の有効化

メニュー「管理設定(Settings)」>「翻訳(Translations)」>「言語(Languages)」画面で、「Japanese/日本語」の「Activate/Update」をクリックします。

言語一覧画面で「Japanese / 日本語」の行の「Activate / Update」を赤枠で示した画面

「Add」ボタンをクリックすると、日本語が有効化されます。

②表示言語の切り替え

表示言語を切り替えたい場合は、右上のユーザ名のプルダウンメニューから「個人設定(Preferences)」をクリックします。

右上のユーザ名のプルダウンメニューで「Preferences」を赤枠で示した画面

「言語(Language)」欄で言語を選択し、保存(Save)すると、画面に表示される言語が切り替わります。表示言語はユーザごとに設定できます。

個人設定のダイアログで「Language」欄を赤枠で示した画面

3.ユーザ(Odooドキュメント: Manage users)


メニュー「管理設定」>「ユーザと会社」>「ユーザ」画面で「作成」ボタンをクリックします。名前やメールアドレスなど必要な情報を入力します。

「アクセス権」タブでは、許可された会社やアプリの権限を設定します。

ユーザ画面の「アクセス権」タブで、複数会社・ユーザタイプ・アプリ権限の各欄を赤枠で示した画面
  • 複数会社:アクセスできる会社とデフォルトの会社を設定します。
  • ユーザタイプ:内部ユーザ(Odooユーザ)、ポータルユーザ・パブリックユーザ(顧客等外部ユーザに設定。アクセス権の選択は不可。)から選択します。
  • アプリ権限:インストールされたアプリ等について、アプリごとにユーザのアクセス権限を設定します。

「個人設定」タブには、先ほどのユーザ名プルダウンメニュー「個人設定」と同じ画面が表示されます。

ユーザ画面の「個人設定」タブ。言語やタイムゾーンなどのローカライズ欄が表示されている

パスワードを設定/変更するには、いったん保存した後に「アクション」プルダウンメニューの「パスワード変更」をクリックします。

ユーザ画面の「アクション」プルダウンメニューで「パスワード変更」を赤枠で示した画面

「新しいパスワード欄」にパスワードを入力し、「パスワード変更」をクリックすると、パスワードが設定されます。

「パスワード変更」ダイアログ。ユーザログインと新しいパスワードの欄が並んでいる

4.グループ(Odooドキュメント: Access Rights)


メニュー「管理設定」>「ユーザと会社」>「グループ」画面で、グループの設定が確認できます。

グループには、メニュー、アクセス権(モデルごとの読出/更新/作成/削除の権限)、レコード規則(レコードのアクセス制限ルール)などの設定があり、ユーザ設定の「アクセス権」タブ欄でユーザに結びつけられます。

グループ画面の「アクセス権」タブ。モデルごとの読出・更新・作成・削除の権限一覧が表示されている

※ アクセス権の変更は、データベースに大きな影響を与えるので注意が必要です。

5.会社(Odooドキュメント: Companies)


メニュー「管理設定」>「ユーザと会社」>「会社」画面で、住所やメールアドレス、ウェブサイトなどの会社情報を設定します。

画面右上の画像欄で鉛筆マークをクリックし、ロゴを設定します。会社ファビコンを設定しておくと、Webブラウザのタブに画像が表示され区別しやすくなります。

会社画面で、ロゴを設定する鉛筆マークと会社ファビコンの欄を赤枠で示した画面

会社の切り替えは、画面右上の会社名のプルダウンメニューから実行できます。ユーザの「複数会社」の設定で「許可された会社」に設定された会社が表示され、チェックマークがついた会社へのアクセスが可能で、背景が灰色の会社が現在使用している会社になります。

画面右上の会社名プルダウンメニューで、許可された会社の一覧を赤枠で示した画面

6.アプリ(Odooドキュメント: Apps and modules)


メニュー「アプリ」で、アプリをインストール、アップグレード、アンインストールできます。

その他のモジュールを含めて検索したい場合は、フィルタから「その他」を追加してください。

アプリ画面のフィルタのプルダウンメニューで「その他」を選択した状態を赤枠で示した画面

インストールしたいアプリの「インストール」ボタンをクリックしてインストールします。依存アプリがある場合は、依存アプリも自動的にインストールされます。例えば、販売アプリをインストールすると、販売アプリの依存アプリである請求アプリも自動的にインストールされます。

インストール済みアプリ右上の3点ボタンをクリックすると、アプリをアップグレードしたり、アンインストールすることができます。アップグレードは、Odooソースコードに変更があった場合に必要になります。

※ アプリをインストールすると、メニューに表示されるようになりますが、表示されない場合は、管理設定からユーザの権限を確認してください。

アプリ画面で、インストールボタンと、3点メニューのアップグレード・アンインストール項目を赤枠で示した画面

※ エンタープライズ版のアプリの「アップグレード」ボタンをクリックすると、Odooの価格表のウェブサイトに遷移します。

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