ウェビナー「Odooのカスタマイズ方法を知ろう!」で伝えたかったこと

OdooをOSSプロダクトの側面から語る
2023年9月5日 by
ウェビナー「Odooのカスタマイズ方法を知ろう!」で伝えたかったこと
Yoshi Tashiro (QRTL)

去る8/31にOdooウェビナー「Odooのカスタマイズ方法を知ろう!」に登壇しました。

YouTubeのライブ配信ははじめてのことで個人的には反省点も多々あったのですが、なんとか無事にセッションを終えることができました。

このウェビナーを開催するに至った経緯として、まずはじめに「Odooはオープンソースのプロダクトであるのに、現状日本ではOSSのコミュニティ活動がほとんどなくOdooのポテンシャルが十分に発揮できていない」という私自身の現状認識がありました。


それをOdoo社日本市場担当の二階堂さん、Joさんに相談する中で、草の根レベルでのOdooのファンを増やすための活動ができないかという話になり、それではとりあずやってみようかということでウェビナーの開催が決まりました(二階堂さん、Joさん、諸々調整いただきありがとうございました!)。


大きなテーマにつき限られた時間で(かつ私の語りもスムースでない中で)の説明となりましたので、内容が浅くなった感は否めませんが、Odooに関わる皆さまが知っておくべき事項はところどころに散りばめたつもりです。まだ動画を見られていない方はぜひご覧になってください。


「Odooをカスタマイズしてみよう」というお題のわりに、具体的なカスタマイズの話以外のことに時間が割かれれていると感じた方もいらっしゃったのではないかと思います。


オープンソースのプロダクトの機能開発を語るにあたり、私にとっては自明なのですが、オープンソースエコシステムやライセンスについての説明は欠かせません。一方Odoo社やOdooのパートナー企業からは、日本市場向けにこのあたりの情報が出てくることがほとんどありません。Odoo社はOdooという素晴らしいOSSプロダクトのメンテナーとしての側面と、当然ながらプロダクトやサービスを販売して収益を上げる一企業としての側面があります。Odoo社のグローバルの体制から、日本市場に伝わる情報はどうしても後者の側面からのものが中心とならざるを得ず、ほとんどのパートナー企業も現状その延長線上での情報発信をするにとどまっています。


ですのでこのウェビナーでは、Odooに関わる人々に伝えられる情報のバランスをとる意味でも、OSSプロダクトの側面についての日本市場での認知を促進するという裏テーマを掲げつつ話をしました。


こういう情報発信をしたからといって、一朝一夕に何かが変わることはないと思います。ですがこれをきっかけにOSSプロダクトとしてのOdooの面白さに気づきOdooに関わる人が出てくる、または既存事業者からOSS活動への参加者が出てくるのであれば、やった甲斐があったと感じます。


個人的に大変うれしく思ったのは、Odoo社とともにウェビナーを実施することができたこと自体であったりします。コタエルは10年以上Odooのパートナーをやっていますが、数少ない物理イベントをのぞき、Odoo社ともにマーケットに対して働きかける機会が持てたの今回がははじめてと言えます。Odoo社として日本市場向けの活動をしだしたのがここ1年ほどのことであり、その体制が整ってきていることは接点をもつ私としても感じるところです。そんな中ウェビナーという小さな形であれ、具体的な協働の実績がもてたのは今後の展望に明るい光をさすものであったように思います。今回のウェビナーを皮切りに、パートナー各社がオープンに情報発信する流れができると、Odooが日本でも盛り上がる可能性が大きく高まりそうです。皆さん、楽しんでいきましょう!


募集のご案内

オープンソースを活かしたサービスが好評で、お客様からたくさんの依頼をいただいています。

コタエルではオープンな場で本質的に価値を生むことを追求しています。この記事を読んでもっと踏み込んでOdooをやってみたいと思われたソフトウェアエンジニアやERPコンサルタントの方、ぜひご応募ください!(リモートも可です。)


Photo by Samantha Borges on Unsplash

ウェビナー「Odooのカスタマイズ方法を知ろう!」で伝えたかったこと
Yoshi Tashiro (QRTL) 2023年9月5日
このポストをシェア
アーカイブ