4月下旬に香港の弊社にて Odoo テクニカルトレーニングを実施しました。日本からお客様に来ていただいてのトレーニングでした。
普段はリモートでのコミュニケーションが多い弊社ですが、限られた時間での実際に顔を合わせながらのサポートということで、非常に密度の濃い3日間を過ごさせていただきました。
トレーニングのアジェンダ
今回は、お客様が Odoo カスタマイズ方法のトレーニングをご希望ということで、モジュールの作成方法を中心にお伝えしました。お客様自らカスタマイズにチャレンジされるのは、オープンソースならではかと思います。
(Odoo のソースコードやデータベース上のコードを編集することでもカスタマイズは可能ですが、弊社では、今後の運用を考え、インストール/アンインストールが可能なモジュールを作成することをおすすめしています。)
また、サンプルとして使用したモジュールは、今後お客様のほうでどのようなカスタマイズが必要になるのか、事前にお話を伺って作成・選択したものです。
- Odoo 開発の概観
- モジュール作成の意義
- Odoo ディレクトリ構成
- モジュールの作成
- モデルとフィールド
- 修正するモジュール、ファイルの見つけ方
- フィールドを追加するモジュールの作成
- モジュールのファイル構成
- モジュールのインストール
- サーバー再起動、アップグレードの違い
- 翻訳の入れ方
- レポートの追加
- Qweb の調整
- Aeroo Reports 紹介
- 異なるモデル間のリレーションの張り方
- フィールドの種類
- 古いAPIと新しいAPI
- 簡単なロジックの追加
- browse, search の使用方法
- メニュー項目の追加
- ビュー、アクション、メニューアイテムの追加
- 既存の項目の翻訳
- CSVインポート
- セキュリティについて
- グループ、アクセス権、レコードルール
また、今回のお客様に対しましては、 Odoo 環境の構築も弊社でさせていただいたので、ソースコードやデータベースのバックアップ運用に関するトレーニングも行いました。
- Odoo 環境構築の手順
- Docker イメージの作成
- Docker/DockerHub 使用方法
- Git/GitHub 使用方法
- DB バックアップについて
- バックアップ方法の説明
- DB 復元方法
オーダーメイドなトレーニング
弊社では、お客様のご要望に合わせて、オーダーメイドなトレーニングを提供することが可能です。
また、テクニカルだけでなく、ファンクショナルトレーニング(Odoo の機能についてのトレーニング)も実施しております。
ご興味を持たれましたら、ぜひ お問い合わせ ください!
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テクニカルトレーニングを実施しました