「アウェイでもがく。でも楽しい。」コタエルのお試し入社体験記

未経験のOdooに向き合いながら、仕事の進め方とカルチャーを体感した話
2026年6月22日 by
「アウェイでもがく。でも楽しい。」コタエルのお試し入社体験記
Shinnosuke Morita (QRTL)

転職活動中、すでに内定をいただいた2社に内定承諾を3週間ほどお待ちいただいた経験があります。どうしても「お試し入社」を経験したかったからです。理由は簡単で、お試し入社で実際に業務を経験できると、面接で話しただけよりも、より確信をもって会社を選べると思ったからです。

弊社では採用の一環として、「お試し入社」を実施しています。2回面接を行った後に、数日(最大5日)時給制で試しに働いていただき、弊社と求職者でギャップがないかを確認したうえで採用になります。かくいう私も、お試し入社を経て入社しました。(初回のお試し入社日からもうすぐ半年経とうとしているところです)

お試し入社自体はメジャーな採用フローではないと思うので、お試し入社の記憶が薄れる前に所感をブログにしてみます。

お試し入社概要


私の場合お試し入社では主に下記のように行われました。

  • 会社についての説明
  • アカウントのセットアップ
  • 開発環境のセットアップ
  • Odooの考え方や基本操作のキャッチアップ
  • プロジェクトへのプルリクエストの作成・レビュー
  • フォーラム記事の作成(https://www.quartile.co/forum/1/faq

開発環境のセットアップはAIの助けもあってか1日弱で終わり、あとはひたすらOdooのキャッチアップと記事の作成の時間をかけていた記憶があります。

お試し入社終了後(お試し入社の序盤の方には決めていましたが)、入社の意思をお伝えし、無事採用にいたりました。

(いただいた給料で、一人上海旅行にいってきました。)

お試し入社を経験してみて


全体的な所感としては、「アウェイな環境でもがく感覚。でも楽しい。」でした。

単純にOdooに触れたこともなければ、ERP自体にも精通していない。5日という時間制限があるなかかつ、自分自身の一挙手一投足が入社可否の判断につながっている。そのなかでなにかしら採用したいと思ってもらえるような印象をつくらないといけない難しさがありました。一方で、これらの試行錯誤は成長痛みたいなものだと思います。自分が成長するためには多少の痛みは必要で、今の痛みが将来の自分をつくっていると考えると楽しくもありました。

お試し入社で印象的だった言葉に「アウトプットをだす」があります。

> タスクを進めるなかで、考えたことや結果を見せてください。

言ってしまえば当たり前で、なにかしらやったことを見せなければ評価できないし、お客様にとってもなにかしらの成果物がなければ意味がありません。

ですが、言葉では理解していても、この「お試し入社中に試行錯誤をしてわからないなりにアウトプットをだす」そのフローが大変だと感じました。私に限らずだと思いますが、新しいことに対して「アウトプットをだして」と言われて、いきなりこなせる人は少ないかなと思います。

アウトプットを出したら、フィードバックをもらって軌道修正をする。足りないところを直してまた出す。この繰り返しです。求職者と会社が描く像にはどうしてもギャップがあるので、それを埋めるために必要な工程だと感じました。

私の場合はモジュールを紹介するフォーラム記事を書いたときに、自分ではそれなりに書けたつもりではいたのですが、コテンパンにフィードバックをいただきました。Odooやドメイン知識が浅いが故の内容の不正確さ、読者目線の欠如を指摘されました。
普通ならへこんでしまう場面かもしれませんが、このフィードバックを受けて自分自身がむしろもっとやってやると感じたことが、入社を決めた一つの出来事だったかもしれません。

もっとも、全員がこう感じるわけではないとも思います。求職者のなかにはお試し入社はしたけど、カルチャーが合わないと感じ、入社されなかった方もたくさんいらっしゃいます。

これだけ聞くと、厳しいものに聞こえるかもしれませんが、求職者の立場からすると、入社してすぐ心が折れて退職になるより、自分のいままでの感覚より少し厳しい環境でフィードバックをもらい軌道修正をする大変さのほうが100倍よいことなのではと思います。

お試し入社で身についた「アウトプットを出して、軌道修正する」感覚は、今の仕事の進め方にもそのまま反映できているのではと感じています。少し難しいタスクでも、まずゴールを見据えてアウトプットを出してみて、フィードバックをもらいながら近づけていく。お客様に向き合うときも、同じだと感じます。

このようなお試し入社を経て、どういうことが求められてるかを予測できた分、他の会社と比べて圧倒的に自分の働いている像が明確になった結果、コタエルへの入社を決めました。お試し入社なしでは、大きなギャップを感じながら働いてた可能性もあります。(往々にして、退職理由に「やりたいことと仕事のギャップがあった」ことがあげられるみたいです)

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Photo by Sean Oulashin on Unsplash

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