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入荷確認時に仕入先請求書を自動作成 -purchase_auto_bill_on_receipt

基本情報

  • モジュール名: purchase_auto_bill_on_receipt
  • ライセンス: AGPL-3
  • オーサー: Quartile, Odoo Community Association (OCA)
  • レポジトリ: https://github.com/OCA/purchase-workflow
  • 利用可能バージョン: 19.0(2026年6月時点)


機能概要

標準Odooでは、入荷を確認した後、仕入先請求書を手動で作成する必要があります。このモジュールをインストールすると、入荷の確認時に仕入先請求書が自動で作成されます。

返品を確認した際も、クレジットノートを自動で作成します。ただし、返品ウィザードで返品明細の「SO/POの数量更新」が有効になっており、対象の仕入先請求書とその仕訳が作成されている場合のみ対象です。


利用シーン

入荷件数が多く、入荷のたびに手動で仕入先請求書を作成する業務に適しています。入荷を確認するだけで仕入先請求書とそれに基づく仕訳の作成まで完了するため、担当者の作業工数を削減できます。


前提条件

このモジュールはOdoo標準の purchase_stock モジュールに依存しています。

仕入先請求書の日付に会社のタイムゾーンを反映させるには、OCAモジュール partner_tz を併用し、会社の取引先にタイムゾーンを設定してください。設定がない場合はUTCが使用されます。


自動請求の対象について

プロダクト > 購買タブ > 仕入先請求書 > 管理ポリシーが「入荷数量に基づく」に設定されているプロダクトだけが自動請求の対象です。「オーダ数量に基づく」に設定されているプロダクトは自動請求の対象外です。 



設定方法

自動請求の有効・無効は、会社・仕入先・購買オーダの3階層で制御できます。


会社(デフォルト)の設定

購買 > 設定 > 管理設定 > 請求 の「購買入荷時の自動請求書」を有効にすると、全仕入先に対して自動請求がデフォルトで有効になります。


仕入先ごとの設定

連絡先の購買タブに「購買入荷時の自動請求書」フィールドが追加されます。

  • 空(未設定):会社設定を継承
  • 「自動請求書」:会社設定に関わらず自動請求を有効化
  • 「自動請求書なし」:会社設定に関わらず自動請求を無効化

連絡先に発注した場合、親会社の設定が適用されます。


購買オーダごとの設定

購買オーダの「その他情報」タブの請求グループに「自動請求書をブロック」フィールドが追加されます。有効にすると、会社・仕入先の設定に関わらず、その購買オーダに対する自動請求を無効化します。


使用方法

通常通り入荷を「確認」すると、仕入先請求書とそれに基づく仕訳が自動で作成されます。
仕入先請求書は入荷の画面で確認した(実際に入荷した)プロダクト・数量に基づいて作成されます。



返品の場合は、返品ウィザードで返品明細の「SO/POの数量更新」を有効にして返品を実行し、その返品を確認すると、仕入先クレジットノートとそれに基づく仕訳が自動で作成されます。


仕様詳細

請求日

自動作成された仕入先請求書の請求日は、入荷を「確認」した日時を会社の取引先のタイムゾーンに変換した日付です。

partner_tz モジュールが未インストールの場合はUTCが使用されます。


実行タイミング

入荷確認時にスケジュールアクション「購買: 入荷時の自動請求書」が即時トリガーされます。

スケジュールアクションのデフォルトの実行間隔は1日1回で、即時トリガーが失敗した場合のフォールバックとして機能します。


エラー時の挙動

仕入先請求書の作成または仕訳の作成に失敗した場合、購買オーダのチャッターにエラー内容が記録されます。購買オーダの購入者(担当ユーザ)に対してTo-Doアクティビティも自動作成されます。


注意事項

  • 自動で作成された仕入先請求書を手動でキャンセルすることは可能ですが、同一入荷に対して再度自動請求書が作成されることはありません。
  • 一度スケジュールアクションで処理された入荷・返品は再度処理されません。同じ数量を再請求・再クレジットする場合は、購買オーダから手動で作成してください。


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