ロットに「アラート日」の指定をすると、これがOdooのオペレーションにどのように影響するのか、確認したことのメモです。Odooバージョンは18.0。
担当者に通知が届く
端的には、「アラート日」に到達すると、そのロットに「アラート日に達しました」の活動レコードが作成され、担当者に通知されます。
担当者は、活動レコードを作成するもととなる活動タイプの「デフォルトユーザ」、その指定がなければプロダクトの「担当者」から提案されてきます。
活動タイプの「デフォルトユーザ」は設定を変えなければブランクなので、プロダクトの設定から提案されると考えておいてよいと思います。
ロケーション在庫がアラート日で絞り込める
当然ながら、ロケーション在庫の一覧画面で、アラート日でのフィルタがかけられるようになります。「有効期限アラート」のフィルタは、アラート日が本日以前の在庫を表示する設定となっています。
アラート日は在庫引当には影響しない
「アラート日」が過ぎていても、ロットは在庫の引当対象のままです。「在庫を確認」ボタンを押すと引当されます。
ちなみに、「使用期限日」が過去であると自動引当の対象とはならず、手で引き当てると、使用期限日が赤く表示されます。
Odooユーザドキュメント:使用期限