TransifexでのOdoo日本語翻訳作業要領 Ver.2
コミュニティの力でOdooをローカライズ!
2021/10/24
はじめに
Odoo日本語翻訳概要
Odooの翻訳作業は、Transifex(トランシフェックス)というウェブベースの翻訳プラットフォームで行われ、誰でも参加することが可能です。
Transifexでの翻訳は、週に1度、GitHubのOdooレポジトリに反映されます。
Odooの日本語翻訳作業は有志のコミュニティ活動により支えられています。
参考:https://github.com/odoo/odoo/wiki/Translations
1.Transifexアカウント作成
https://www.transifex.com/ にてアカウントを作成。
(このドキュメントでは詳細説明割愛。)
1.「TRY FOR FREE」ボタンをクリック
T
2.画面遷移に従って、無料アカウントを作成します。
3.作成後届くメール「Activate your Transifex Account」のリンクをクリックし、アクティベートします。
2.Odoo日本語チームに参加
ログイン後、「Join an existing organization」をクリックし、
Odoo最新版のプロジェクトを見つける。
Odoo 13.0はこちら:
https://www.transifex.com/odoo/odoo-13/
チームに参加。
Japanese
を選択。
3.Odoo翻訳作業の進め方
0.事前準備:開発者モードを有効化する
アプリ「管理設定」 → 「一般設定」 → 「開発者モードを有効化」をクリック
※ 開発者モードが有効化されると、画面右上に「虫」のアイコンが表示される
1.Odoo上で翻訳されていない字句を見つける
2.翻訳画面を開いて、ローカル環境の翻訳をする
アプリ「管理設定」 → メニューバー「翻訳」 → 「翻訳対象字句」で翻訳画面を開く
①.検索欄で翻訳したい語句を検索する
②.翻訳欄に日本語翻訳を入力し、保存する
③.地球儀マーク(最新版では”Contribute”)をクリックしTransifex画面を開く
①
②
③
※ ②の作業で、ログイン環境のOdooが翻訳される。元の画面に戻りリフレッシュボタンを押下して確認する。
※ ③以降のTransifexでの翻訳を行わないと、OdooのGithubに反映されないので、注意してください。
3.TransifexでOdooの翻訳をする
日本語翻訳を入力して「翻訳を保存」ボタンを押下
補足1)翻訳対象字句の画面で、Transifexの欄が表示されない場合
Transifex Integrationアプリがインストールされているか確認してください。
補足2)Odooで使われている用語が分からないときは、検索欄で調べることができます。(翻訳用語集はありません。)
補足3)翻訳対象字句の画面で、検索しても翻訳したい用語が表示されない場合
メニューバーの翻訳から「未生成翻訳レコードの生成」を行ってください。
※ 新しいアプリをインストール後にそのアプリの翻訳をする場合には、再度「未生成翻訳レコードの生成」を実行する必要があります。
!!重要!!
補足4)内部ソースにタグが入っている場合は、タグは変更せず英語の語句のみを翻訳してください。タグを消してしまうと、Odooの実行時にエラーとなってしまいます。