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仕訳の会計日を前月に変更する際にエラーが出る場合の対処方法

問題状況

仕訳の会計日を前月の日付に変更する際にエラーが出る。

例えば仕訳(記帳済)の会計日を8月9日から7月31日に変更したい場合、会計日を変更して保存しようとすると、仕訳の番号体系によっては次のエラーが出る。


Odooの仕訳番号提案の仕組み

14.0より採番定義(ir.sequence)に基づく採番ではなく、過去の採番を正規表現に当てはめてパターンを特定した上で次の番号を提案する仕組みとなっている。

例えば前回の経費仕訳の番号が「ABC/2023/07/0003」であった場合、

  • ABC:経費仕訳
  • 2023:年
  • 07:月
  • 0003:月内の連番

という判定がなされ、同月内の次の経費仕訳番号は「ABC/2023/07/0004」となり、翌月最初の経費仕訳番号は「ABC/2023/08/0001」となる。

上記問題状況の原因は、既存の仕訳番号から「月別採番」の判定がされるところ、仕訳番号と会計日で月が不整合な状態が生じようとしているためのもの。(Odooは自動では仕訳番号を前月のものに変更したりしない。)


対処方法

仕訳番号と会計日での月の不整合状況を解消する。


1. 仕訳をドラフトに再設定する



2. 会計日を前月の日付に変更し、仕訳番号を手で更新する

会計日を変更し仕訳番号を指定したい会計日の年と月に仮調整する(例:7月31日に変更するので、STJ/2023/08/0020→STJ/2023/07に変更)

仕訳番号を仮調整して画面上をクリック(どこでもよい)すると、前月の最後の仕訳番号が表示されるので、その次の番号になるように仕訳番号を更新(例えば最後の番号が「STJ/2023/07/0003」であった場合「STJ/2023/07/0004」に更新)



3. 仕訳を保存し記帳


※上記キャプチャは在庫仕訳のもの使用していますが、ユーザーがその影響を十分に理解している場合を除いては在庫仕訳の日付変更はすべきではありません。

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