基本情報
- モジュール名: report_qweb_field_option
- ライセンス: AGPL-3
- オーサー: Quartile
- レポジトリ: https://github.com/OCA/reporting-engine
- 利用可能バージョン (2025年8月時点): 16.0、17.0(PR未マージ)、18.0(PR未マージ)
利用用途
見積書、請求書、発注書などの帳票において、明細数量・単価・注文日などの表示形式を調整します。
float型フィールドの小数点以下の桁数を変更したり、フィールドにウィジェット(例:datetimeフィールドに日付ウィジェットを追加)を付与し表示形式を変更することができます。
設定方法
設定 > 技術設定 > レポーティング > Qweb Field Options (Qweb フィールドオプション) に移動する。
「新規」ボタンをクリックして、レコードを作成する。
各レコードごとに設定する内容
- Model(モデル)とField(フィールド)を設定(必須)
- UoM(単位)とUoM Field(UoMフィールド)、または Currency(通貨)とCurrency field(参照する通貨フィールド)を設定(float型のフィールドにのみ適用、任意)
- Company(会社)を設定(任意)
- Option(オプション)にウィジェットを設定
- 例1:{"widget": "date"}
- 例2:{"widget": "monetary"}
- 例3:{"widget": "contact", "fields": ["name", "phone"]}
- Digits(桁)を設定(float型フィールド専用)。ただし、オプションが設定されている場合は無視される。
例えば、仕入先請求書の数量と単価の小数点を修正する場合:
下記画像のように、請求書の単価と数量の小数点位置を設定すると印刷する請求書PDFにも反映される。