運送の「計画日」と「期日」がどのように提案されるかの説明です。
- 計画日:はじめの出荷を処理すべき日
- 期日:お客様に納品すべき日
「期日」提案ロジック
プロダクトにて顧客リードタイム(受注から配送までに必要な所要日数)を指定します。
販売オーダ明細にてプロダクトを選択すると、プロダクトの顧客リードタイム設定に基づきリードタイムが提案されます。
販売オーダにて配送日を指定しない場合、このリードタイムに基づいて納期が提案されます。
販売オーダを確認すると、この納期が配送の期日として設定されます。(販売オーダで配送日を指定していると、そちらが優先されます。)
Odoo標準機能では、顧客リードタイムをプロダクトでコントロールする仕様(現状、在庫や調達状況に応じてダイナミックに納期を提案する仕組みではなく、プロダクトの調達リードタイムを固定的なものととらえているため、プロダクトでの設定が妥当と考えられていると思われる)になっており、配送先アドレスでコントロールする仕様ではありません。
また、稼働日カレンダーを考慮するような仕組みもありません。
「計画日」提案ロジック
計画日には、何も設定がなければ期日と同じ日付が提案されます。
計画日提案を調整するには、在庫の管理設定にて販売の安全リードタイムを設定します。
この設定をすると、期日からこの日数を引いたものが計画日として提案されます。
ここでも、標準機能では倉庫の稼働日カレンダを加味して計画日を提案するなどのロジックはありません。