Odoo には標準機能としてメールテンプレートの作成・編集機能が備わっています。定型文を事前に登録しておくことで、請求書送付や発注確認など、業務ごとに一貫したメールを効率的に送信できます。
テンプレートの件名・本文には、送信対象レコードのフィールド値を動的に埋め込むことができます。たとえば請求書テンプレートであれば、取引先名・請求書番号・金額などを自動で差し込んだメールを生成できます。
設定方法
テンプレートの作成手順
設定 > 技術 > Eメール > メールテンプレート を開き、「新規」をクリックします。
設定項目
- テンプレート名: テンプレートの管理名
- 適用: このテンプレートを使用するモデル(例: 販売オーダ、合計請求書 など)
- 件名: メールの件名
- 表示文: メール本文

件名の設定
件名には、通常の文章(文字列)のほかに、{{ object.フィールド名 }} の形式でレコードのフィールド値を埋め込むことができます。これにより、動的な件名の表示が可能になります。
例

テンプレートでよく使用される式の例
取引先名: {{ object.partner_id.name }}
自社名: {{ object.company_id.name }}
合計金額: {{ object.amount_total }}
支払期日: {{ object.invoice_date_due }}
本文の設定
本文には、通常の文章(文字列)のほかに、動的プレースホルダー(v16以前: ダイナミックプレースホルダー)を用いて動的な値の埋め込みが可能になります。
埋め込み方法
- 埋め込みたい箇所で「/」を入力し、動的プレースホルダーを選択します。

- その後表示したい値のモデル名を選択します。
※表示したい値がモデルの中にネストされている場合は、「>」をクリックし表示したい値を選択してください。
例:「顧客名(取引先会社名)」を表示したい場合の選択方法
これで「顧客名」が表示されるようになります。
プレビュー
設定した内容をプレビューで確認することができます。

使用方法
設定項目の「適用」で指定したモデルのビュー画面にて「送信」をクリックし、Odoo内からメールを送信します。その際に、作成したテンプレートが表示されます。
件名や本文を修正・追記したい場合は、この画面からそのまま修正することができます。