Odoo概要

Odooについて、まずはここから始めましょう。

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Odooとは

世界で圧倒的な人気を誇るオープンソースの業務アプリケーションスイートです。

Odoo(旧称OpenERP)はベルギーのOdoo S.A.社が開発している、世界で最も人気のあるオープンソースの業務アプリケーションスイートです。

機能を豊富に備え、操作性、拡張性、保守性の各面で優れており、圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。カバー領域は、従来のERPパッケージ守備範囲を越え、CMS、eコマース、イベント管理、ヘルプデスク等、多岐にわたります。

Odooはデータベースサーバ(PostgreSQL)、アプリケーションサーバ(開発言語はPython)、ウェブクライアント(JavaScript)で構成されます。ユーザはパソコンに特別なソフトウェアをインストールする必要がなく、普段使っているウェブブラウザからOdooを操作することができます。

利用形態は、クラウド(Odoo社の SaaSや、 その他事業者のクラウドサービスなど利用)とオンプレミスの何れにも対応可能です。

旧来の商用ERP

  • ライセンス費用が高価。ウォーターフォール型の導入スタイルにより、工数見積もりが過大になりがち。
  • ライセンス保守費用が高価。ベンダーロックインに陥りやすく、サポート費用も高価になりがち。
  • 全体最適の実現を謳い文句に、操作性が軽視されがち。現場の作業効率が犠牲になるケースが多い。
  • アドオン機能開発が高価。ベンダーがソリューションを自社で抱え込むので、市場原理による価格調整がききにくい。

Odoo

  • サーバOS、データベース含め、ソフトウェアについての初期費用が不要。アジャイル型の導入スタイルで適正価格での導入が可能。
  • リーズナブルな価格で Odooエンタープライズが利用できる。オープンソース志向のパートナーを選ぶことで、ロックインが避けられる。
  • 操作性が重視されている。開発の柔軟性も高く、全体最適と現場の作業効率化の両立が可能。
  • アプリマーケットから機能を調達するオプションあり。オープンソースコミュニティでの機能開発も活発で、開発費用が抑えやすい。

Odooの機能一覧

これらの機能がすべてOdoo上で統合可能です。

販売管理

見積から請求書まで包括的に管理します。多通過・多言語に対応していて、越境ビジネスにも威力を発揮します。

ECサイト運営

オンラインショップの機能がシームレスに在庫管理や会計実績と連動しているのが強みです。バージョンを重ねる毎に、機能が着実に強化されています。

顧客管理(CRM)

全ての顧客情報を集約し、組織的な営業活動を展開するためのプラットフォームを提供します。直感的なインターフェイスで、営業担当者もストレスなく操作できます。

生産管理

現場で求められる機能をシームレスに連携します。多階層BOMからの所要展開、ガントチャートを使った作業計画、材料消費に応じた原価積上等の機能を含みます。

在庫管理

複数の在庫場所の管理、配送ルート設定等に柔軟に対応します。在庫評価方法は、標準原価、移動平均原価、実際原価より選べます。

会計管理

販売・購買・生産・在庫等の各機能と連動し、会社内のあらゆる活動が会計実績として可視化されます。多通貨管理・複数会社管理にも対応します。

プロジェクト管理

プロジェクトのタスクや課題を可視化し、プロジェクトの遅延を防止します。分析会計と連動し、プロジェクトごとの収支分析が可能です。

購買管理

購買フローを効率化し、在庫水準を最適化します。購買業務の効率化だけでなく、購買入札機能も備えています。

人事管理(HR)

従業員情報を一元管理し、従業員とスムースに協業する仕組みを提供します。勤怠管理、経費精算など業務の効率化や、社内SNSなどの機能もご利用いただけます。

POS

手早く導入できるPOSの仕組みを提供します。在庫管理との連携にも強みを発揮します。

サブスクリプション管理

サブスクリプション処理を自動化し、バックオフィスの作業負担を大幅に軽減します。

経費管理

経費申請、承認から未払金計上、支払まで、ストレスなく使用できる経費管理の仕組みです。

Odooエディション

コミュニティ版とエンタープライズ版があります。

Odooはバージョン9.0より、無料のコミュニティ版と、有料のエンタープライズ版に分かれています。エンタープライズ版は、コミュニティ版(オープンソース)+エンタープライズモジュール群(プロプライエタリ)で構成されています(オープンコアモデル)。

コミュニティ版は、次のリンク先から取得することができます。

エンタープライズ版の取得には、 Odooエンタープライズ(エンタープライズ版の使用許諾にその他サービスがバンドルされたサブスクリプション型サービス)への加入が必要です。

ライセンス

コミュニティ版のライセンスはLGPLv3です。

Odooコミュニティ版のライセンスは LGPLv3です。バージョン9.0でエディションがコミュニティ版とエンタープライズ版に分かれた際に、バージョン8.0を引き継いだコミュニティ版のライセンスが、AGPLv3からLGPLv3に変更されました。

参考: Odooのライセンス変更とその背景

LGPLv3ライセンスは、GPLv3やAGPLv3と互換性があり、プロプライエタリなプログラムも、LGPLv3ライセンスのプログラムに依存することが可能です。

このライセンスの採用により、Odooはオープンコアビジネスモデルに移行するとともに、 アプリマーケットでのプロプライエタリモジュール販売が可能になりました。

リリースサイクル

ここ数年は1年に1回のペースです。

Odooのメジャーバージョンは、ここ数年は、 毎年10月に開催されるイベント「Odoo Experience」のタイミングに合わせて、1年に1度のペースでリリースされています。

Odoo社によるサポート対象バージョンは、最新のメジャーバージョンおよびその2世代前までです(次のテーブルの 太字のバージョンが2018年9月時点でサポート対象)。 

名称 バージョン リリース 主な変更点 ライセンス
Odoo 12.0 2018/10(予定) マルチウェブサイト対応等 LGPLv3
11.0 2017/10 スタジオリファクタ、Python3対応 LGPLv3
10.0 2016/10 生産管理機能リファクタ LGPLv3
9.0 2015/10 会計管理機能リファクタ、コミュニティ版とエンタープライズ版分離 LGPLv3
8.0 2014/09 在庫管理機能リファクタ、ウェブサイトビルダー追加、eコマース機能追加、POS機能追加 AGPLv3
OpenERP 7.0 2012/12 ウェブクライアント改善 AGPLv3
6.1 2012/02 GTKクライアント開発停止 AGPLv3
6.0 2011/01 ウェブクライアント追加 AGPLv3
5.0 2009/04 GPL
TinyERP 4.0 2006/12 GPL
3.0 2005/09 GPL
2.0 2005/05 GPL
1.0 2005/02 初版リリース GPL
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